少年が穴を空けたパオロ・ポルポラの油絵、実は偽物!? [芸術]
先日、台湾の台北市で開かれていた美術館で、
思いがけない事故がありました。
美術館で鑑賞中の少年が足元の台につまづいてしまい、
その拍子に手をついた先が、イタリア人画家パオロ・ポルパラが描いた油絵「花」。
時価1億8千万円という、超高価な絵画でした。
少年が手を話すと、そこには穴が…。
美術館は、保険で修繕費をカバーし、少年の家族には一切賠償請求せず。
穴を空けた少年が非難されないように、フォローするコメントを出す
エレガントな対応を見せました。
見せたのですが…、
何と、この絵がそもそも偽物だという疑惑が!
この「花」の絵、パオロが活躍した17世紀に、別の画家が描いた絵に
非常によく似ているというのです!
偽物だとすると、その価値は40万円ほどになる可能性もあるとか。
その別の画家が描いた絵は、2012年にイタリアでオークションに出品されましたが、
40万円以下でも結局買い手が現れなかったといいます。
真偽のほどはまだわからずですが、
少年のつまづきから、思わぬ方向に事態が進んでしまったようですね。
でも、少年に対する美術館の態度は、ばれることを恐れたのではなく、
本心からのものだったと信じたいところです!
思いがけない事故がありました。
美術館で鑑賞中の少年が足元の台につまづいてしまい、
その拍子に手をついた先が、イタリア人画家パオロ・ポルパラが描いた油絵「花」。
時価1億8千万円という、超高価な絵画でした。
少年が手を話すと、そこには穴が…。
美術館は、保険で修繕費をカバーし、少年の家族には一切賠償請求せず。
穴を空けた少年が非難されないように、フォローするコメントを出す
エレガントな対応を見せました。
見せたのですが…、
何と、この絵がそもそも偽物だという疑惑が!
この「花」の絵、パオロが活躍した17世紀に、別の画家が描いた絵に
非常によく似ているというのです!
偽物だとすると、その価値は40万円ほどになる可能性もあるとか。
その別の画家が描いた絵は、2012年にイタリアでオークションに出品されましたが、
40万円以下でも結局買い手が現れなかったといいます。
真偽のほどはまだわからずですが、
少年のつまづきから、思わぬ方向に事態が進んでしまったようですね。
でも、少年に対する美術館の態度は、ばれることを恐れたのではなく、
本心からのものだったと信じたいところです!
タグ:パオロ・ポルパラ 偽物
トリスのイラスト、柳原良平さん死去。Webのギャラリーには沢山の船の絵。 [芸術]
サントリーのウイスキー、トリスウイスキーのキャラクターの作者、柳原良平さんが84歳で亡くなりました。
私は柳原良平さんの名前は正直存じ上げなかったのですが、
このキャラクターは、もちろんテレビのCMで何度も見たことがあります。
そして、このキャラクター、「アンクルトリス」という名前があるんですね。
トリスおじさんですか。
そしてこのアンクルトリス、何と50年以上も前から使われているのだそうです。
はっきり言って人の形を成しているかどうかも微妙なこのキャラクター、
決してかわいいわけでもないのに、ずっとお茶の間に現れていたわけです。
人の心を強烈に掴む何かを持っているのでしょう。
柳原さんは、イラストレーターとしての活動のほか、画家、漫画家としても活躍されていたのだそうです。
どんな絵を描いているのかが気になりましたが、
ご本人のホームページがあるのですね。
こちらにギャラリーがあったので、覗いてみました。
絵の種類は、切り絵、油絵、水彩画、ペン画、版画と多彩。
柳原さんは船が好きだったとのことで、ほぼ全てが船の絵です。
描かれている船は、巨大な豪華客船が多いのですが、貨物船や帆船、ヨットもあります。
そして、舞台は世界各国。現地に行って描かれたのでしょうか。
そして絵の中に、よくメガネを掛けた男性がよく登場しています。これは柳原さんご本人なのですかね?
アンクルトリスもウイスキー片手にちょくちょく出ていますね。
アンクルトリスが船の絵を描いている絵もあります。柳原さん自身の分身としての思いもあったのでしょうか。
柳原さんの公式サイトのギャラリーには全部で200枚を超える絵が掲載されていますが、
どれも少し小さいのが残念です。
と、サイトをポチポチしていると、リンク先にもギャラリーが。
(オフィシャルサイト上部の「LINKS」を選ぶと、リンクが現れます)
見ていると時間がどんどん経っていくので、一旦切り上げよう…。
自分は恥ずかしながら柳原さんのことを存じ上げなかったし、
キャラクターの名前も知りませんでした。
お酒も飲まないので、取り立てて頻繁に目にする方でも無かったはずです。
それでも、あのウイスキーのキャラクター、といえばパッとわかってしまいます。
こういう、そのイラストだけで人に印象を刻みつけた柳原さんは、まさしくイラストレーターといえる方だったのでしょう。
合掌。
私は柳原良平さんの名前は正直存じ上げなかったのですが、
このキャラクターは、もちろんテレビのCMで何度も見たことがあります。
そして、このキャラクター、「アンクルトリス」という名前があるんですね。
トリスおじさんですか。
そしてこのアンクルトリス、何と50年以上も前から使われているのだそうです。
はっきり言って人の形を成しているかどうかも微妙なこのキャラクター、
決してかわいいわけでもないのに、ずっとお茶の間に現れていたわけです。
人の心を強烈に掴む何かを持っているのでしょう。
柳原さんは、イラストレーターとしての活動のほか、画家、漫画家としても活躍されていたのだそうです。
どんな絵を描いているのかが気になりましたが、
ご本人のホームページがあるのですね。
こちらにギャラリーがあったので、覗いてみました。
絵の種類は、切り絵、油絵、水彩画、ペン画、版画と多彩。
柳原さんは船が好きだったとのことで、ほぼ全てが船の絵です。
描かれている船は、巨大な豪華客船が多いのですが、貨物船や帆船、ヨットもあります。
そして、舞台は世界各国。現地に行って描かれたのでしょうか。
そして絵の中に、よくメガネを掛けた男性がよく登場しています。これは柳原さんご本人なのですかね?
アンクルトリスもウイスキー片手にちょくちょく出ていますね。
アンクルトリスが船の絵を描いている絵もあります。柳原さん自身の分身としての思いもあったのでしょうか。
柳原さんの公式サイトのギャラリーには全部で200枚を超える絵が掲載されていますが、
どれも少し小さいのが残念です。
と、サイトをポチポチしていると、リンク先にもギャラリーが。
(オフィシャルサイト上部の「LINKS」を選ぶと、リンクが現れます)
見ていると時間がどんどん経っていくので、一旦切り上げよう…。
自分は恥ずかしながら柳原さんのことを存じ上げなかったし、
キャラクターの名前も知りませんでした。
お酒も飲まないので、取り立てて頻繁に目にする方でも無かったはずです。
それでも、あのウイスキーのキャラクター、といえばパッとわかってしまいます。
こういう、そのイラストだけで人に印象を刻みつけた柳原さんは、まさしくイラストレーターといえる方だったのでしょう。
合掌。