タランチュラ星雲内で恒星が衝突事故!?いったいどうなる [天体]
欧州南天天文台(ESO)が非常に珍しい現象を発見しました。
地球から16万光年離れた位置にある「タランチュラ星雲」。
この星雲の中で、衝突事故を起こしかけている2つの恒星が見つかったそうです。
(http://www.eso.org/public/news/eso1540/より)
衝突直前の危ない状態にある、この2つ星はの名前は「VFTS352」。
互いの恒星の大きさは同じくらいということですが、2つ合わせてその質量、何と太陽の60倍。
ぶつかってしまえば、とんでもない規模の衝突事故です。
現時点では、完全にぶつかってしまっているわけではなく、
互いの恒星の中心が、1200万キロメートルの距離まで近づいているということです。
しかし、この1200万キロという距離は、巨大な天体の規模で考えると極めて接近した状態だとか。
今は、この2つの恒星はお互いの周りを1日周期で回っているそうですが、
互いの位置関係や表面温度を考慮すると、その一部が融合してしまっている可能性があるとのことです。
このまま融合が進むと、その行く末として2つの可能性が示されています。
ひとつは、超高速で回転する一つの特殊な巨大天体になるという道。
そしてもうひとつが、二つの連なったブラックホールになってしまうという道です。
いずれにせよ、宇宙でもあまり例をみない、珍しい結末を迎えることになりそうです。
実は、タランチュラ星雲では以前にも、星団同士が衝突する現象が発見されています。
タランチュラ星雲は、宇宙の当たり屋なのでしょうか…
タランチュラ星雲が属しているマゼラン星雲が、
将来私たちが住んでいる銀河系と衝突するという説もあるそうです。
(遠い遠い未来の話ですよ!)
この何とも危なっかしいタランチュラ星雲、その姿を拝んでみたい所ですが、
残念ながら南半球側にあるため、日本からは見られません。
ただ、タランチュラ星雲(が属しているマゼラン星雲)は割りと明るいらしいので、
南半球にまで行ってしまえば、肉眼でみることも難しくないそうですよ。
スポンサードリンク
地球から16万光年離れた位置にある「タランチュラ星雲」。
この星雲の中で、衝突事故を起こしかけている2つの恒星が見つかったそうです。
大惨事目前の2つの星
(http://www.eso.org/public/news/eso1540/より)
衝突直前の危ない状態にある、この2つ星はの名前は「VFTS352」。
互いの恒星の大きさは同じくらいということですが、2つ合わせてその質量、何と太陽の60倍。
ぶつかってしまえば、とんでもない規模の衝突事故です。
現時点では、完全にぶつかってしまっているわけではなく、
互いの恒星の中心が、1200万キロメートルの距離まで近づいているということです。
しかし、この1200万キロという距離は、巨大な天体の規模で考えると極めて接近した状態だとか。
今は、この2つの恒星はお互いの周りを1日周期で回っているそうですが、
互いの位置関係や表面温度を考慮すると、その一部が融合してしまっている可能性があるとのことです。
2つの星の未来は?
このまま融合が進むと、その行く末として2つの可能性が示されています。
ひとつは、超高速で回転する一つの特殊な巨大天体になるという道。
そしてもうひとつが、二つの連なったブラックホールになってしまうという道です。
いずれにせよ、宇宙でもあまり例をみない、珍しい結末を迎えることになりそうです。
当たり屋?タランチュラ星雲
実は、タランチュラ星雲では以前にも、星団同士が衝突する現象が発見されています。
タランチュラ星雲は、宇宙の当たり屋なのでしょうか…
タランチュラ星雲が属しているマゼラン星雲が、
将来私たちが住んでいる銀河系と衝突するという説もあるそうです。
(遠い遠い未来の話ですよ!)
この何とも危なっかしいタランチュラ星雲、その姿を拝んでみたい所ですが、
残念ながら南半球側にあるため、日本からは見られません。
ただ、タランチュラ星雲(が属しているマゼラン星雲)は割りと明るいらしいので、
南半球にまで行ってしまえば、肉眼でみることも難しくないそうですよ。
スポンサードリンク
タグ:タランチュラ星雲 衝突
コメント 0