2015年 台風２３号 超大型に成長して北海道へ接近。警戒を！

台風２３号が日本の東海上を北上、８日の昼から夜にかけて北海道に接近する見込みです。


８日午前０時には関東地方から東に約１０００キロの位置にあり、
中心付近の気圧は９６０ヘクトパスカルとなっています。

台風２３号はさらに成長を続けながら北上、８日昼には北海道の東にまで進み、
中心気圧は９５０ヘクトパスカルまで下がる見込みです。

台風が勢力を保ったまま北海道付近まで近づくことは滅多にありませんが、
今回は勢力を保つどころか、成長をしながら北上を続けています。

例年に無いような、激しい雨と風が予想されていますので、
北海道にお住みの方、滞在中の方は十分にご注意ください。
今年の台風２３号の特徴は、その進路と巨大さです。

通常、日本の東側で発生した台風は、日本上空を西から東に流れている偏西風に流され、
日本に近づくことはありません。

それが今回は、台風を押し流す偏西風が働かず、北西方向へ進路を取って北海道方面へと近づいています。


また、発生から急成長した台風２３号は、「超大型」に分類される規模になりました。

台風の大きさは、風速１５メートル以上の風が吹いている「強風域」の大きさで表されます。

「超大型」の台風とは、強風域が８００キロメートル以上の大きさで、
このサイズにまで成長する台風は、およそ１００個に一つの割合だそうです。

１年平均で２０個の台風が発生しているとすると、５年に１度の大型台風ということになります。

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台風２３号は、現在予想されている進路を取れば北海道に上陸をすることは無さそうですが、
８日昼から深夜にかけては、かなり接近すると思われます。

先に述べましたとおり、非常に広い強風域を誇っていますので、東北、北海道では広範囲で暴風が吹き荒れる見通しです。

特に北海道では、トラックが横転してしまうほどの風が吹く可能性があります。

また、海は大しけとなり、海岸線では高波に注意が必要です。


東北地方、北海道地方とも、８日いっぱいは非常に強い風が予想されておりますので、
絶対に注意を怠らないでください。

特に今年は夏頃から、雨、風での被害が多発しました。

テレビで被害状況をご覧になった方も多いと思われます。

繰り返しになりますが、十分な対策と注意をお願いします。

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タグ：2015年 台風２３号