谷佳知、2000本安打を目前にして引退へ…。現役生活を振り返る [プロ野球]
オリックス・バファローズの谷佳知選手が、現役引退を表明しました。
2000本安打が残り73本と目前に迫っていましたが、残念ながらその記録への到達は夢となりました。
その現役生活を振り返ります。
谷は1996年の秋のドラフトで、当時のオリックス・ブルーウェーブから2位で指名を受け、入団します。
社会人野球出身の24歳ということで、即戦力として期待をされていましたが、
その期待に見事に応え、1年目から101試合に出場します。
2年目にはセンターでレギュラーポジションを獲得し、ライト・イチロー、レフト・田口壮という、
後にメジャーリーグで活躍する選手らとともに、強力な外野陣を形成します。
以降、オリックスの主力選手として活躍。
173センチとプロ野球選手としては小柄な体格ながら、巧みなバットコントロールと一発を秘めた長打力、
俊足、高い守備能力を兼ね備えた万能選手として、イチローらが去り弱体化したチームを支え続けました。
2003年には、柔道の田村亮子選手と結婚して、大きな話題にもなりました。
しかし、故障の影響から成績が下降線を描き始めると、2006年のシーズンオフに読売ジャイアンツに交換トレードで移籍することになりました。
巨人に移ってからの谷は、古巣を見返すかのように見事に蘇り、不動の2番・レフトして大活躍。
自己最多の141試合に出場して前年の成績を全ての面で上回り、完全復活をアピールしました。
移籍2年目以降は、移籍初年度ほどは出場機会に恵まれませんでしたが、
レギュラークラスの選手が怪我や不調で離脱したときのスーパーサブとしてチームに貢献を続けました。
特にチャンスでの勝負強さは素晴らしく、他球団からは嫌がられる存在でした。
しかし、年齢も30代後半に入ると、出場機会も減少。
2013年にはわずか13試合の出場に終わると、巨人を戦力外に。
この時点で残り79本にまで迫っていた2000本安打を達成するべく、現役続行の道を探ります。
そこへ、オリックスからの誘いがあり、8年ぶりに古巣へ復帰することとなりました。
古巣での復活と、目前に迫った2000本安打に期待は高まりましたが、
残念ながらこの2年、一軍での出場機会はほとんどなく、大記録を前にしての引退となりました。
その控えめな性格もあってか、実力に対して地味な印象の拭えない谷選手。
ヤワラちゃんとの結婚や、巨人移籍がなければ、その名を知る人はもっと少なかったかもしれません。
しかし、球史に名を刻みこむ、名選手であったことは間違いありません。
来季以降は指導者としての道を歩むことになるのでしょうか。
19年間、本当にお疲れ様でした!
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2000本安打が残り73本と目前に迫っていましたが、残念ながらその記録への到達は夢となりました。
その現役生活を振り返ります。
谷は1996年の秋のドラフトで、当時のオリックス・ブルーウェーブから2位で指名を受け、入団します。
社会人野球出身の24歳ということで、即戦力として期待をされていましたが、
その期待に見事に応え、1年目から101試合に出場します。
2年目にはセンターでレギュラーポジションを獲得し、ライト・イチロー、レフト・田口壮という、
後にメジャーリーグで活躍する選手らとともに、強力な外野陣を形成します。
以降、オリックスの主力選手として活躍。
173センチとプロ野球選手としては小柄な体格ながら、巧みなバットコントロールと一発を秘めた長打力、
俊足、高い守備能力を兼ね備えた万能選手として、イチローらが去り弱体化したチームを支え続けました。
2003年には、柔道の田村亮子選手と結婚して、大きな話題にもなりました。
しかし、故障の影響から成績が下降線を描き始めると、2006年のシーズンオフに読売ジャイアンツに交換トレードで移籍することになりました。
巨人に移ってからの谷は、古巣を見返すかのように見事に蘇り、不動の2番・レフトして大活躍。
自己最多の141試合に出場して前年の成績を全ての面で上回り、完全復活をアピールしました。
移籍2年目以降は、移籍初年度ほどは出場機会に恵まれませんでしたが、
レギュラークラスの選手が怪我や不調で離脱したときのスーパーサブとしてチームに貢献を続けました。
特にチャンスでの勝負強さは素晴らしく、他球団からは嫌がられる存在でした。
しかし、年齢も30代後半に入ると、出場機会も減少。
2013年にはわずか13試合の出場に終わると、巨人を戦力外に。
この時点で残り79本にまで迫っていた2000本安打を達成するべく、現役続行の道を探ります。
そこへ、オリックスからの誘いがあり、8年ぶりに古巣へ復帰することとなりました。
古巣での復活と、目前に迫った2000本安打に期待は高まりましたが、
残念ながらこの2年、一軍での出場機会はほとんどなく、大記録を前にしての引退となりました。
その控えめな性格もあってか、実力に対して地味な印象の拭えない谷選手。
ヤワラちゃんとの結婚や、巨人移籍がなければ、その名を知る人はもっと少なかったかもしれません。
しかし、球史に名を刻みこむ、名選手であったことは間違いありません。
来季以降は指導者としての道を歩むことになるのでしょうか。
19年間、本当にお疲れ様でした!
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タグ:谷佳知 引退
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