岩隈投手が達成したノーヒットノーランって？完全試合との違いは？

メジャーリーグ、シアトル・マリナーズの岩隈久志投手がノーヒットノーランの大記録を達成しました。

ニュースで大々的に取り上げられているので、すごいことだというのはわかると思いますが、
そもそも、ノーヒットノーランって、きちんと説明できないよーという人のために。
また、ノーヒットノーランに似たもので、完全試合というのもありますので、これとの違いについて、まとめてみます。

ノーヒットノーランとは

ノーヒットは分かりやすいですよね。ヒットがノー。１本のヒットも打たれなかったということ。
ノーランですが、ここでいる「ラン」とは、「得点」という意味です。１点も与えなかった、ということになります。
従って、先発したピッチャーが、一本のヒットも打たれず、一点も与えずに試合を投げ切ったときに
ノーヒットノーランは記録されます。

完全試合は？

完全試合は、ノーヒットノーランよりも更に条件が厳しくなります。
パーフェクトゲームと言ったりもしますが、これはたったひとりのランナーも出さなかった、
つまり、出てくるバッターを最初から最後まで全てアウトにした場合に記録されます。
もちろん、ランナーを出していないので、点も入りません。

ノーヒットノーランは、ヒットと得点さえ許さなければ良いので、
フォアボール、デッドボール、味方のエラー、振り逃げなどでランナーを出すのは問題ありません。
しかし、完全試合の場合は、ありとあらゆるランナーの出塁が許されない、ということになります。


お分かりいただけたでしょうか？
でも、間違っても、ノーヒットノーランだから、完全試合に比べたら大したこと無いじゃん！
なんて思わないでくださいね。

ノーヒットノーランも、とてつもない大偉業です。
完全試合は、奇跡と言ってもいいようなことですから。

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