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下町ロケットのモデル?北海道の夢追い人、植松努さん [地域]

阿部寛さんが主役を務めるドラマ「下町ロケット」が、18日の初回放送で視聴率16.1%を記録して、

上々のスタートを切ったそうです。

「下町ロケット」は、池井戸潤さんの同名小説を原作としたドラマで、

一町工場がロケットエンジンを開発に情熱を燃やす様子を描いた作品です。

一介の町工場が宇宙を目指すとは、何とものある話ですが、

この物語には実在のモデルと言われている方がいらっしゃいます。

北海道の植松電機の専務、植松努さん。


植松さんのプロフィールを簡単にまとめてみます。




植松努(うえまつ・つとむ)

1966年 北海道芦別生まれ

大学では流体力学を学び、名古屋で航空機の設計を行う会社に入社。

1994年に父・植松清さんが経営する植松電機に入社。

現在は、株式会社植松電機 専務取締役株式会社カムイスペースワークス 代表取締役

NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター 理事



植松さんは、北海道大学大学院永田教授と出会い、植松電機でロケット研究を全面支援することを約束したそうです。

その永田教授が研究を進めていたのが、「CAMUIロケット」(カムイロケット)

現在は、植松さんが理事を務める北海道宇宙科学技術創成センターが中心となって、

北海道大学をはじめとする道内の大学や、同じく道内の民間企業が開発にあたっています。


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CAMUIロケットの開発は、JAXAのような国家事業ではなく、民間が主体となって行っています。

このロケットは、低価格、安全、小型化によって環境負荷を軽減し、従来のロケットに比べて

打ち上げ費用を10分の1以下にすることを目的としている、超エコなロケットです。


ちなみに、名前のCAMUIは「Cascaded Multistage Impinging-jet」(縦列多段衝突噴流)の頭文字を取ってつけられたようですが、

明らかに、アイヌ語の「カムイ」(神)とかけていますよね。

開発の全てを北海道内で行っているので、道産子のプライドのようなものも感じられますね!


さて、この夢のあるプロジェクト発足のきっかけとなった植松努さんですが、

各地で講演を行ったり、その生き様が漫画にもなったりしているようです。

今回のドラマ「下町ロケット」もそのひとつと言えるでしょうか。


そんな植松さんが伝えたいのは、「どうせ無理」という言葉を無くし、夢を諦めないこと。

夢を諦めない大切さはよく言われますが、なかなかエネルギーがいりますよね。

そういう時には、実際に夢を追い続けている人を見ると、そのエネルギーを分けてもらえたりします。


植松さんが講演をされていることは上でも書きましたが、ブログもされていましたので、

お手軽にこちらを読んでみてもいいかもしれませんよ!



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